良い豆を探すには

良い豆の選択肢はいくつかあります。例えば「illy」や「ALBERTO VERANI」は性格が対照的ながら、どちらも世界中で認められている美味な豆です。こうした企業ブランドで選ぶ方向と、「マンデリン」「グァテマラ アンティグア」といった特定銘柄の冠で選ぶ方向があります。また、お気に入りの自家焙煎店で、プロのアドバイスを受けながら、どれが良い豆なのかを選ぶ方向もあります。

人付き合いは大切ですし、懇意になった店で買い続けたいのはやまやまでしょう。しかし、美味しいコーヒーを追求する上で、ひとつの店だけで試すのはデメリットとなります。どの選び方であれ、なるべく色々な店で色々な豆を試すのが望ましいです。これは「印象的な一言4」で書いた指摘から得た解答で、ぐうの音も出ないほど正しかったからです。自分の五感で様々な豆を体験しないと、何がどう違うのか、何が良いのか悪いのかを判断する材料が増えていきません。

良い豆を探すには心を鬼にし、人情抜きで「豆探し」に徹し、ありとあらゆる店の豆を検証します。光り輝くような瞬間を再現できるまでは。