「開会の挨拶」 2012年8月22日
東京大学東洋文化研究所の教授 池本幸生氏
池本氏と川島氏の主宰するコーヒーサロンが、これまで色々なテーマで開催されてきた経緯、2年前に初めて各務原で開催されたお話から始まりました。今回2度目の開催となる各務原という土地名は、正式には「かかみがはら」と呼ぶという指摘があったようですが、樋口氏が普段口にしているとおり「かがみはら」でも間違いではないと確認がとれたそうです。自分は岐阜駅で駅員さんに「かくむはら」と尋ねただけに、冒頭から引き寄せられてしまいました。
講演の全体の流れや、講師の紹介、質疑応答といった司会進行を、やわらかな語り口で進められていたのがとても印象的でした。講演中ふと浮かんだ疑問が消えないうちに、絶妙なタイミングで講師に質問してくださったのがありがたかったです。また、スクリーンに表示する機器に不具合があったようなのですが、まったく気になりませんでしたし、ゆったり心地よく進行しました。こうした会場の空気感は、やはり座長のお人柄が生み出すものなんでしょうね。素晴らしい講演に感激です!! 来てよかったと強く思いました。
それにしても、コーヒーサロンで開催された過去のテーマを見ると魅力的すぎです。
インスタントコーヒー 製造技術の秘密、チョコレートの不思議、フレーバリストから見たコーヒー、エスプレッソ、知られざるロブスタの秘密、コーヒーの木:栽培に挑戦
などなど、どれものけぞりそう! 9月24日に行われた「アフリカ産の認証コーヒーの話」は仕事を終えられず参加できませんでした。。過去に遡ることができないもどかしさは半端ではありません。コーヒーサロンの存在を知ることができた今、可能な限り受講させていただきたいと思っています。