●AeroPress →細挽き12g、200cc(80℃)、丸型濾紙使用
0 start 湯を注ぐ
0-120sec. 接触から2分まで攪拌
150-210sec. プランジャー押下
プランジャー押下は、なるべく圧力をかけないようにゆっくり。
●浸漬+V60濾過 →細挽き12g、200cc(80~85℃)
0 start グラスの粉に湯を注ぐ
0-120sec. 接触から2分まで攪拌
180-210sec. V60と最小濾紙を使って濾過
カッピングとしては印象が変わってしまうので使えないが、澄んだ抽出液と安定した味を出せるのが長所。濾過速度の速いV60でも、微粉量が多いと遅くなる。30秒をひとつの目安として、滴下が終わっていなくても3分半で抽出終了。
●フレンチプレス →中細挽き14g、200cc(80℃)
0 start 湯を注ぐ
0-120sec. 接触から約2分間の攪拌
200-240sec. プランジャー押下
※180-240sec. 丸型濾紙使用でのプランジャー押下
飲み比べると違いが明らかなように、プランジャーに丸型濾紙を使わない方が甘み、まろやかさ、コクは豊かになる。濾紙を使った場合これらの要素は減少するものの、下触りは良い。
□補足
- コーヒー豆の粉砕にはMazzer Mini E/Bを使用。微粉除去していない。
- デジタルタイマーは小数点以下切り捨て。
- 温度計は~100℃のアナログ温度計を使用。
- 湯温は粉への接触直前の温度で、使用環境は冷暖房を含む室内常温。
- 攪拌には直径3mm長さ13mmのステンレス棒を使用。
- 攪拌スピードはおよそ1秒2回、時計方向に回転。浸漬を促すために粉をほぐすイメージ。撹拌を止めてからの30秒間は、回転が止まって静まるまで待つイメージ。
香気成分は高温ほど抽出しやすいが、自分には85℃と95℃の差は感じられなかった。80℃を下回らなければ、香りと味はまとまるようだという個人的な印象に基づいている。
2011/12/14